目が不調の時、目薬を使用するけれど、その使用方法によって目を悪くしてしまう可能性が高いことをご存知であろうか。
例えば、左目に痛みがあり、何らかの菌に感染してしまっていると仮定しましょう。
すなわち、状態の良くないのが左目であり、右目は正常と仮定します。
最近では、抗菌目薬などと言って、一昔前は規制されていて眼科医の処方箋がないと入手できなかったタイプの目薬まで、薬局で購入できるようになった。
私が良く使用するのは、ロート製薬の分封になっているタイプの製品である。
いわゆる個包装になっていて、1本ずつ切り離して使用し、使い切りタイプである。
参考までに申し上げると、多くの目薬には防腐剤が入っているけれども、この個包装タイプの目薬には、防腐剤が入っていない。
また、一般的な目薬を家族で使い回しされているケースなどあるようですが、目薬はひとりずつにした方が良い。
家族間で感染してしまうことがあるからである。
さて、本論に戻るけれど、普通の人は一刻でも早く不快感を改善したいから、左目の悪い方から点眼する。
これが間違いのその1である。
正しくは異常のない右目から先に使用し、その後に左目に点眼しなければならない。
感染防止のためである。
お気付きの方もおられると思うが、ティッシュペーパーも2枚使用されることをお勧めしたい。
この部分だけは節約しない方が良い。
点眼した時に、眼球に触れてしまったり、跳ね返りがあったり、点眼薬の先端が細菌感染してしまうことが少なくないのです。
ご参考までに。