デング熱 = 代々木公園
という方程式から、都内の他の公園にも拡大というニュースが盛んに報じられたかと思うと、寒くなったためか、最近は報道がまったくなくなっている。
日本の報道機関の喉もと過ぎれば・・・という姿勢に疑問を感じるので、そろそろ書いてみようかと思った。
デング熱も来年が心配なのだ。
海外ではウィルスが蚊から卵に受け継がれたという報告がある。
しかし、日本は幸いにも熱帯ではないので、暖かくなっても直ちに孵化してしまうことはなく、数か月を要するので来年の後半に危険性が問題になる。
専門家の一部には、日本は低温だから危険性は低いなどという楽観論を言う人もある。
しかし、毎日国際線が飛び交っている日本は、大変にリスクが高い。
卵の越冬や孵化が低い可能性としても、来年新たに持ち込まれる可能性の方が高いと考えられる。
ならば、蚊の個体数を抑制してしまう方法も考えるべきであるし、公報などを通じて広く一般国民の協力を仰ぐべきと考える。
公園においては、池に小型の魚を放流することである。
また、一般の人々の中には、雨水を散水用に取り溜めているご家庭も少なくない。
これらにもメダカでもグッピーでも、春先に放されることをお勧めしたい。
また、どこでも良いから、プラスチックケースなどに水をはって放置し、ボウフラを確認したら、水を開けてしまって住めない環境にするのも有効策のひとつです。
デング熱だけではありません。
マラリアも蚊を媒介します。
熱帯地方の病気だと決めつけていると、デング熱同様に大問題になります。
デング熱は致死率が低いですけど、マラリアは本当に危険です。
蚊取り線香や虫よけスプレーのコマーシャルは、シーズン中は良く見かけますが、本当に有効な策を広く国民に告知するのも行政の務めであり、ひとりでも多くの人々が声を上げることではないでしょうか。