先般、政府から発表された数字で、「40歳代の男性の22万人がニートになっている。」というのである。
記憶が間違ったかと思って、そんなバカな、と疑いながら、ついニートを辞書で調べてみたら、『職業訓練も受けず、就職する意志もなく、職に付かない人』となっていた。
いわゆるプータロウである。
これらの40歳代のプータロウの生活は、60歳代から70歳代のお年寄りが、少ない年金をプータロウに狙われ、生活のためにスーパーやレストランなどで働いているというのである。
政府が統計で把握している人数だけで22万人というのだから、実際の数字はもっと多いに違いない。
急速な高齢化などは話題になっている。
時代のスポットライトがあてられている。
いわゆる話題のテーマだ。
しかし、22万人のプータロウは、社会問題化していない。
この国は大丈夫であろうか。