5700名の死者。1800名の行方不明者。フィリピンの台風である。
日本の自衛隊は過去最大級の1200名を派遣して、沖合に停泊している自衛艦からフィリピン政府の要請に応えて随時派遣していると言う。
クレーンやパワーシャベル、ブルドーザーなどの重機も不足しているであろう。
医療も足りないであろう。
何より、誠意あふれる真面目な人々の熱い心が歓迎されるに違いない。
どうだろうか。
国際社会でひとり勝ちするプランとして、島や土地などを占領したり、統合してしまうのでなく、海外の人々のハートを奪うという戦略はないものだろうか。
国際社会で日本と言う国の好感度をめちゃくちゃ高めてしまう。
ハートを鷲づかみにしてしまうことを戦略の柱とする国際貢献はどうだろうか。
これまでにも多くのODAを実施し、多くの国々からは感謝されている。
海外に行くと実感することがある。それでも、中国や韓国のように反日感情が強い国もある。
中国など年間300本を超える反日ドラマが量産され、毎晩ゴールデンタイムの帯番組として全国各地で洗脳するように放映されている。
それでも一部の知識人などは、日本が過去に中国に実施した援助の総額がどれほどの巨額か、知っている人々もいる。
何しろ、好感度を上げるために、それだけのために、アジアを中心に過去の償いの意味も含めて、一生懸命に貢献する自衛隊、本当の意味で平和部隊としての任務をもっと大々的に実施してみてはどうか。