私は運転免許を取得してからかなりの年数になるが、実は交通ルールで良く分からないところがある。
そこで、お巡りさんを見掛けては、同じ質問を過去に20回位している。
「道路を電車の線路が横切っている時、自動車が一時停止しないでそのまま通行している道路と、一時停止しないと違反になる道路があるけれど、その違いはどのように判断するのですか。」というものである。
その違いが分からないから、何回も通る踏切は暗記し、知らない場所の場合は、他の車に追随して、赤信号みんなで渡れば怖くない、というパターンか、または、念のために一時停止するという方法のいずれかにしている。
以前に、山手線の大塚駅前の交番のお巡りさんに聞いたら、「連動している信号が青なら行って良いし、赤だったら停止しなければならない。」という回答を得たことがある。
しかし、信号機が連動しているかどうか、識別方法が分からないので、翌日同じ交番に行って、「昨晩教えて頂いたけれども、連動式かどうか、認識するためには、どこを見たら良いのか、お教え下さい。」と言ったところ、「夜勤明けでそのお巡りさんは居ません。」と言うのである。そして、「自分は生活安全課の人間だから、交通機動隊のお巡りさんにでも聞いて下さい。」というのである。
そこで、12月6日の午後、箱崎ジャンクションのところで白バイが数台居て、取締りを実施していた。
チャンスだと思ったので、お巡りさんに聞いた。すると、「申し訳ありません。旦那さんの質問に答えられません。不勉強で申し訳ない。」とアッサリ、正直に謝罪され、回答が得られなかった。
お巡りさんのほとんどが答えられない。
そして、誰もが適当な嘘の回答をする。
今回の白バイのお巡りさんは不勉強で申し訳ない。という真正面から謝罪した誠に正直で珍しい巡査である。
プロとしてはナっちょらん。と叱り付けたいレベルだが、交通ルールを知らない上に、いい加減な回答をする嘘つき警官よりマシだと思った。
警察官は知らないと言えない、と考えているのであろうか。
立場で答えている。人間として正直さを失っている。と考える。