先般、中国の動物園で、ライオンとして展示されている動物が、ライオンではなくチベタンマスフスという、チベット原産の犬だったという報道があった。

確かに、顔の周りはタテガミのような毛でぼうぼうと覆われているが、日本では考えられない。
そして、その報道があった翌日・・・実はそれだけでなく、ヒョウとして展示されているものは、きつね、ヘビとして展示されているのは、ヌートリア、狼はイヌだった。という追加報道があった。

だました方が利口で、だまされた奴がバカ、という価値基準のためかも知れないが、あまりにも酷い。
ウソのような、本当にあったことなのだ。

小欄にも何回か書いているし、願っていることだが、中国はもう大国であり、国際社会の一員である以上は、だますことはいけないことだ、というキャンペーンのテレビ番組を作ったらどうだろうか。

抗日番組として、年間300本を超える、日本を敵視する番組を作り続けている国であるが、正義感とか、倫理観を育てる番組が必要なように思われる。
一部の共産党幹部の裁判を中継したところで、何の解決になるというのだろうか。
中国国民は政治ショーの一部としか、理解していないハズである。

騙す奴は、悪い奴という価値観でないと、中国が信頼される社会は到来しない。