サプリメント、我が家でも実際に飲んでいる。
94歳になる義母などは、葉酸を飲むようになってから、痴呆の症状に効果があると娘達から効いた。
世の中、新聞の広告面を見ても、薬のページ数より、サプリメントのページ数が多いように思われる。
買い物難民と言われる高齢者でも、電話で注文するだけで、自宅に届けられるから、かなりの売上高があるようだ。
そんなサプリメントに、『飲み合わせ』があると聞いてびっくりした。
何しろ、健康食品という分類であるから、薬などという認識がなく、食品の一部かと解釈していた。
だから、『飲み合わせ』による弊害があると聞いて驚いた。
例えば、朝鮮人参・青汁・イチョウ葉は、ワルファリンという血液抗凝固剤を飲んでいる人には、マイナスだそうだ。
血液さらさらは時代のブームで、たまねぎなどに凝っている人も少なくない。
しかし、そんな健康オタクが朝鮮人参を避けて通っているのか、大いに疑問である。
『食べ合わせ』だから、食べないようにすれば良い。
知っていれば避けられる。
しかし、知らなければ、体に良いものとして、毎日摂取しているかも知れない。
せめて、『食べ合わせ』のあるモノについては、容器の端に、商品名の半分の大きさの活字で良いから、印刷してもらうような義務付けはできないものだろうか。