明日の現場施工は、床掃除をして、ガラスを磨けば終了。毎月同じ店舗に行って、同じように観葉植物を移動し、同じように椅子を移動して、同じように作業を進められる掃除屋さんがウラヤマシイ。掃除屋さんは、定型業務の典型ではないでしょうか。

我らがネズミ駆除は、たとえ同じ現場行っても、毎回反応が違います。前回の施工で仕掛けた毒エサを食べている。ということは、どういうことなのか。全部が死んでしまったのか、まだ、何匹か残っているのか、ああでもない、こうでもない。

「そんなの知りませんよ。僕はネズミじゃないから。」というのは、新人従業員が常に口にする言葉です。

色々と考えて、毎回異なる結果や状況、掃除屋さんの定型業務に対して、非定型業務というのでしょうか。激変業務というのでしょうか。

お客様からは、「次回で終わりですか。」などと質問されることが多いです。期待して下さるのは嬉しいけれども、何匹生息しているのか、戸籍がないから分からないし、今日のたった今でも、屋根裏では出産して増えてしまっているかも知れないし、すべてが見えないからわからないことばかりなのです。

予定通りに駆除できれば、明日は財閥であり、人生思うようにならないから、面白いとも言えそうです。

最近、何となく感じるのですが、多分エベレストの登山と似ているのだと思います。命懸けで厳しくて、難しくて、だから面白いのです。ヘリコプターで山頂に行っても、面白くないのです。

大変で、厳しくて、難しくて、苦労している最中が、掃除屋さんになりたいなどとボヤいているこの瞬間が絶頂なのかも知れません。実際に駆除してしまった時は、山頂への登頂成功と一緒で、後は降りるだけかも知れません。

それにしても、難しいですよ、ネズミっていう奴は。