最近、何でも <インターネットで探す> というところから消費行動が始まっている自分に気が付いた。
先日も会社の業務車両として、軽自動車を購入したが、最初からインターネットで調べ、ほとんど走行していない新古車というレベルの車両を85万円で購入した。
今までは、バイパス沿いの中古車屋さんを2軒~3軒走り回って決めていた。または、ディーラーに行って購入していた。
しかし、現在はインターネットだから、関東一円の中古車屋さんがライバル店になる。価格が低価格化しつつ、同一サービス化しそうな気がする。そうでないと、生き残れないのではなかろうか。
また、本日はスタッドレスタイヤから、ノーマルタイヤに履き替える時期が近付いたものの、ノーマルタイヤがすり減っていて昨年末に処分しているので、購入を検討してみた。
今までは、近くのカーショップ、または、ガソリンスタンドで購入および交換をしてもらってきた。
これについても、<インターネットで探す> をやってみた。購入希望のタイヤサイズは、245R40 18というものである。
さすがにインターネットだから、価格競争をのっけからぶつけてきたような印象。これまでの国産メーカーの価格と比較すると、3分の1程度しかしない。高速の世界で、大事な命を乗せているものだから、・・などと考えると、国産信仰が安全神話と直結して、国産一流メーカーと思い込んでいた。
しかし、激安店のタイヤは輸入品が多く、中には欧州車のベンツやフォルクスワーゲンの純正タイヤとして使用されています。などと謳われている。そのような有名自動車メーカーが選定している、しかもレースで勝っている。などと宣伝文句を読んでしまうと、国産品の愛用者である小生も、浮気してみようかという気になってくる。
ガソリンスタンドも、ハイブリット車の出現で客単価が30%前後落ちているものの、競合店が廃業して、売上高は伸びている店舗も少なくないと聞くが、いつまでも国産メーカーの取扱いだけをしていると、<インターネット経由の海外メーカー>にスキを与えることになるのではなかろうか。
しかし、タイヤの専門家に聞いてみたら、東南アジア各国のタイヤに人々が飛び付いたのは、数年前のことだそうだ。最近では、インターネットで価格差に驚いているのは、小生ぐらいのものであり、一般の方々は先刻承知とのことのようだ。
確かに安い、韓国製なども昔に比べれば、随分良くなっているものの耐久性などは、国産一流メーカーと比較すれば、半分程度であり、価格相応との見解を聞いた。
ただ、一昔前は日本の製品も欧米では、一段低く見られていたが、こんにちでは反対の立場になったから、東南アジア各国の製品も2~3年後には、追い付いて追い越しているかも知れないとのことだった。
他方、本日のインターネットのニュース欄には、「中国吉林米」が激安にてスーパーで販売開始するという、価格と品質は永遠の課題かも知れないが、急速な高齢化、年金暮らしの人々など、一気に増加してくると、どのように社会が変化するのか。
東南アジアの製品も改善され、レベルアップして来ることは間近いがないこと。そうすれば、どこかの国で製造した製品を世界中の人々が購入し、使用するようなことになりそうだ。
情報は早い。安い物には敏感な人々。インターネットが本当に充実することで、地球は間違いなく小さくなっている。