先日、首都高速道路を走行していたら、道路の僅かなくぼみにハンドルを取られて、グラグラと車が揺れ、強い横風と合わせて、一瞬ヒヤリとした。

 その翌日、弊社の資材センターがある埼玉県加須市に行き、定期的にお願いしているオイル交換をするために、加藤石油加須東給油所というガソリンスタンドに行った。

 所長の秋津さんがいつものように手馴れた手付きで手早くオイル交換をしてくれていたその時、アルバイトの子にタイヤの空気圧をチェックするように指示してくれた。

 私は都内の行き付けのガソリンスタンドで、3日前に自分でチェックしていたので、「空気圧は、減っていないと思うよ。」と秋津さんに言ったところ、彼は、「ちょっと甘いような気がするのでチェックだけさせて下さい。入っていて思い違いなら良いのですが。」と言いながら、アルバイトの子に、「空気圧はドアを開けたところにシールが貼ってあるから、確認してからね。」と念押しの指示をしていた。

 計測の結果は、4輪とも0.2低かった。都内のガソリンスタンドは空気圧計が狂っているようだ。何でもタイヤメーカーの計測器で正式に確認しないと、狂っている空気圧計は意外に多いとのこと。皆様も気をつけて確認されてはいかがでしょうか。

 ところで、このガソリンスタンドの所長の秋津さんには、常日頃から感謝しているし、命を任せているという感覚がある。わずかな≪気付き≫、手間をかけても空気を入れただけでは売上に繋がるわけではない。
 しかし、多くのカーショップのスタッフは、単にオイルだけ交換するという作業に終始するだけで、≪気付き≫のある仕事をしてくれない。仕事柄、一都六県は走り回る。毎日、車の上で、それも時速1●●キロ(警察の方は読まないで下さい)以上という高速で走り回るるだけに、命を預けているという実感がある。
 タイヤの片減りもない。ブレーキオイルも、ワイパーの交換も、決して売り付けるのではなく、必要な時に、必要なことを的確に処置してくれるという意味で、プロが居る。前の車も23万キロまでノントラブルで走行できたし、安全と命のために、笑顔の良い所長と的確な作業のスタッフに感謝、深謝している。