「ただいま入りましたニュースです。今日午後5時30分頃、東京○区のデパート▼■○の●階のレストランにおいて食事をした人のうち、120人に食中毒の症状があり、そのうち、40人が入院した。所轄の保健所は4日間の営業停止を命じました。」とテレビ画面のキャスターが事件を読み上げている。

 専務の支店長の顔、フロアー長の顔、・・・何も言わない。ただ、私の顔を見ている。

 ≪≪≪ ヤバッ ≫≫≫。跳ね起きました。夢でした。

 ゼロになったはずのデパートの物件で、久しぶりにフンが出たとの連絡があり、行ってみたら、古いフンでカリカリに乾燥しきっていて、心配ないものであったのですが、その日の夜に見た夢が、この内容です。

 毎日が、レストランであり、居酒屋であり、ファーストフードであり、食品工場であり、食品物流倉庫であり、食のすべての最前線で、365日戦闘態勢であり、常在戦場という緊張感にある。

 祖父も、すべての叔父と父親までも、心筋梗塞で亡くなっている家系を考えると、体には良くない仕事を選んでしまったと痛感することがある。

 寝苦しい夏の夜に、冷や汗とはシャレにもならない。