弊社で各店舗(直営店や加盟店など)の施工をさせて頂いている某外食企業様の本社から電話連絡があり、本社の6階にある女子更衣室の中で、ダニが繁殖してしまっているようで駆除してもらえないか、というご依頼でした。

 弊社は、ネズミの駆除が専門の会社ですが、ネズミを完全駆除してしまうとダニの駆除のご依頼も頂くことから、今回もそのようなことなのか、実際、先週はある幼稚園の駆除を実施させて頂きましたが、やはりアレルギー体質の方も多いことから、必要性を感じつつお伺いさせて頂きました。

 弊社では、ダニ駆除の場合、ソファーとか、じゅうたんとか、椅子の座面など、何箇所も粘着性のあるテープに検体を採取し、事務所に持ち帰ってから大阪の専門家の事務所に送付して解析して頂いております。
 この方、お名前こそ出しませんが、業界では知らない人がいないくらい専門家として有名な方です。

 そして、出てきた回答は、当該更衣室には一般的なレベルのダニしか生息していないというのです。専門家の分析結果と異なる女子の皆様方の反応なのです。すなわち、女性の皆様方は、ネズミ駆除をしてもらったということは、ここにも居て、あそこにも居て、もしかしたら、あんなところにも入ったかも知れない。などと思い巡らすと、その部屋の中で着替えたくない。その部屋に居るだけでも、カユクなってくるという精神的な状況のようです。

 それでも実施しないと請求書が出せないし、過敏症の人がいる前提で駆除施工を承ったので、施工し終了報告して終わることにしました。

 無理もありません。日本は衛生的で、安全な国として、世界に胸を張れるだけの根幹は形成されているのではないでしょうか。

 立ち上がれニッポン。ダウンされても立ち上がるファイトが欲しい。