最近、ブログを書くのに、ネタに迷ってしまうことがありますが、同業者の方々の読者が多いと伺い、ちょっとプロ向けの話もご案内させて頂こうかと存じます。

同業者の方で研究熱心な方々から、色々なお話を伺いますが、今日の話題になるケースは誰も試されていないと思いますのでお教え致します。
恥ずかしながら、弊社の失敗事例のひとつなのですが、ご参考までにお読み頂ければ幸いです。

それは、ハブです。あの≪ハブとマングースの戦い≫で有名なハブです。
今回登場するのは、『サキシマハブ』という種類です。ハブには様々の種類があるようです。興味のある方はお調べ下さればと存じます。

話の始まりは、沖縄県に旅をした際に入手できた≪ハブ油≫なのです。
ピンときました。これを塗ったり、散布すれば、ネズミ達が嫌ったり、怖がったりして、近づかなくなるのではなかろうかと考えたのです。

最初に失敗事例と書いてしまいましたので、もう結果はお分かりだと思いますが、ネズミ達は何も気にしない様子でした。

外部から建物に侵入している侵入口の周囲、木の実類を入れたお皿の周囲、その他にもネズミ達が集まってくるゴミ庫など、色々の場所に塗布してみましたが、結果的に駄目でした。

多分、東京都心のネズミ達は、ハブの臭いを知らないのかも知れません。

ちなみに、20グラムで2,000円という高価なものでした。