弊社は、某ファーストフード・チェーン店様の店舗をご用命頂いて、過去に数十軒止めて来ている。
そんな付き合いの中で、最近になって急速に増えているのが、大型商業施設内に出店した店舗の店長さんからの悲痛な要請の声である。
まるで、「SOS!命を助けて。」と言わんばかりのような状況なのである。

聞くところによると、そのような大型商業施設は、当該ビル全体の駆除業務を請け負っている会社がある。

しかし、止まらない。

レストラン・フロアーを走り回り、キッチン内のあらゆる物を次々に喫食して増加している。

そこで、弊社がお伺いして施工し、ネズミを止めてしまう。
その結果に驚いた店長様が、隣の店舗の店長に教える。
すると、好循環に入って、またお仕事の紹介が頂ける。

このネズミ駆除という仕事は、本来は紹介されにくい。
例えば、自分の家にネズミが出れば、恥ずかしいこと、人様に言えないこと、として紹介されない。
自分のお店に出ても、職業生命を断たれるかも知れない、生活が脅かされるぐらいの問題であり、とても人には言えないこと。
だから、ネズミ駆除の仕事を一生懸命実施しても、紹介されることは極めて少ない。
兄弟同士、姉妹同士などは時々ある。

ところが、同じ様に苦しむ他の店舗の店長同士と言う立場は、教え合う、助け合う、という同一の被害者意識のようなものが連帯感を生ませ、ネズミ駆除でも紹介してもらえると言う実態が最近急速に増えてきた。
誠に有り難い。これまでの信用を失わないように、期待を裏切らないように、今後も一生懸命に仕事をしなければならない。