世の中、暴対法とかいう法律ができ、暴力団に組事務所を貸してもいけないし、マンションなどは入居させてもいけない。ホテルなどでは暴力団と分かったら宴会場を貸してもいけない。本当に締め出そうとしている法律がある。
ところが、この2年~3年の間に、暴力団が購入したビルが、なんと各地に32棟もあるという。売り渡した奴は誰だ。暴対法を無視するようなことをしたのは、どこの誰か。と聞きたくなる。
売り渡したのは、裁判所というから驚いてしまう。何と、裁判所が差し押さえしたビルだそうだ。差し押さえされ、競売にかけられる。それらを落札して購入しているのが暴力団だと言うのである。
法の番人であるべき、裁判所の差し押さえ物件が、このように暴力団の手に渡っているのである。
間抜けな法務省に対して、暴力団の1本勝ちというのが、今回の結果であろう。このような片手落ちのルール作りと運用など、民間企業がやっていたとしたら、担当者はどんなことになるであろうか。
しかし、法務省や法制局など、何のおとがめもない。バカみたい・・なのではなく、本物のバカなのか?