仕事柄、高速道路は毎日のように利用している。先日も首都高速道路川口線の下りに入ったあたりで電光掲示板に渋滞表示が出た。<浦和→久喜 事故渋滞7キロ50分>という表示である。
大変なことであり、次の埼玉県下のお客様のお約束の時間に遅れてしまう。車中でどうしようか、と話合いになった。
A君は、「浦和で一般道に出てしまい、東北道の側道を走ろうか。」
B君は、「そうやって側道に行く車両が多く、かえって混雑しませんか。」
C君は、「そのまま進行して、渋滞を我慢した方がその先が早いんじゃないですか。」

色々の意見が出たけれど、共通している結果は、道路公団側の電光掲示板の情報を信じていないということに気が付いた。

そして、弊社の車両が進行し、川口線の最後で川口ジャンクションに入いろうとしていると、今度の電光掲示板は、<岩槻→久喜6キロ35分>となっている。

同様に、その先では、もっと短縮されていて、結果的には実際の走行してみた結果としては、ノロノロ走行はあったものの、止まるほどでなく、実際の渋滞としては数分間程度だった。
本当に50分も掛かってしまうと思えば、一般道に降りてしまうから多少空いて来ると思われるので、脅かすことが目的の表示であろうか。

現代のリアルタイムの情報化時代で、こんなに間違った情報を毎回のように発信されてしまうと、どうせ何とかなるだろうとか、情報の裏読みまでするようになり、結果的に情報が歪んでしまうように思われる。