先日、埼玉県所沢市の郊外で、倉庫業に勤務されている方のご自宅の施工を実施させて頂きました。この方の場合、勤務先の倉庫において以前から弊社が施工させて頂いており、その実績をご評価下さって、ご自宅についてもご用命頂いたという次第です。
リビングの南側にある立派なぶどうの木の棚をネズミ達が登り、2階の一部から侵入していたという物件でした。
奥様などがホームセンターとか、ドラッグストアなどで、『ねずみ一発○○』とか、『プロ用忌避剤○○』など、すばやく効きそうな、プロが使用するタイプだから(本当は違います)効果があるであろうとか、様々な期待をもって、1年以上にわたって格闘されてきたそうです。それでも増加し続け、人前に平気で現れるようになって、弊社にご依頼いただいたそうです。
弊社の施工としては、それほど難しくなく、順調に終わったのですが、問題はその後の≪ダニ駆除≫でした。お客様のお子様がダニの被害により、痒くて眠れないとのことで、≪ダニ駆除≫のご用命を頂きました。
室内だけなら問題なかったのですが、屋根裏にもネズミが居たのだから≪ダニ駆除≫の薬を噴霧して欲しいとのご要望があり、実施させて頂きました。
すると、屋根の軒下の建物全体の換気システム口から、薬剤の噴霧した煙状の薬剤が噴出し、近所方は火事と間違い、事情を説明すると薬剤が付近一帯に展開されてしまうとして、薬害被害だとおっしゃる、蚊とダニが死ぬ程度で決して高濃度の劇薬を散布しているわけではない、と事情説明するのにやっとの思いで居るところに、噴霧を終了した弊社のスタッフが建物から出てきたのだが、防毒マスク姿であるのを近所の方に目撃され、ほら御覧なさい劇薬か毒薬でしょう、と言われてしまい、本当に参ってしまいました。
バルサンでも近所の方々に事前通知するのは当り得であることぐらいは、弊社でも理解しておりましたが、屋根裏から外部に漏れる換気システムになっていることをうっかり忘れてしまい、近隣の皆様方にご心配をお掛けしてしまいました。大変申し訳なく、この場をお借りしてお詫び申し上げます。