最近、地方に行くと

用水池の水面にメガソーラーが浮いていたり、

雑草が生えていた遊休地が一面にメガソーラーになっていたりする。

 

脱原発の方向性として、エネルギーの地産地消が叫ばれている。

従来のエネルギーは供給してもらうもの、支払うだけのモノという方向性から、

消費者側が作り出して販売するモノという大きな方向性の違いを感じる。

 

幸い日本は、平野は少ないものの太陽光には恵まれているので、

今後も電力の買い取り価格にもよるであろうし、

補助金制度にも影響されながら、展開されることと思う。

 

そんな折りに、『とちおとめ』というイチゴを買い求めて、

美味しく食べていた。

 

家族の団欒の際に、私が学生の時代は、

確か静岡県がイチゴの生産量で日本一だったと思うけどと言いながら、

栃木県のイチゴの生産量がどれほど増えたのか知らなかったので、

ネットで調べてみると、

栃木県は日本一で、28,900トン。

静岡県は11500トンとなっている。

 

栃木県と同様に

上州名物空っ風の本場、群馬県では3,520トンしかないから、

栃木県の頑張りは半端ではないと推察する。

 

しかし、栃木県も関東では降雪のある大気であり、

都心と比較すれば6度ぐらい温度差がある。

 

ボイラーで重油を炊いて、高温を維持しながら、

ハウス栽培を継続的に行うことは、

農業という視点の前に、エネルギーという視点から考えれば、

エネルギーへの冒涜とも考えられないであろうか。

 

暖かい高知県など、1,200トンしか生産していない。

他にも生産する野菜やコメがあるために

イチゴを作らないのかも知れないが、

栃木県の南に位置する埼玉県でさえ4,090トンということであり、

関東では寒いエリアである栃木県で、

重油を炊いて作り続けなければならない、余程の訳があるのかな。

 

なお、栃木県のイチゴ生産者の皆様や

品種改良などに貢献された皆様のご努力に対して

冒涜する意思はないこともご理解頂ければ幸いです。

 

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