ある男性の銀行員の話です。早朝の4時にトイレに行きたくなって目を覚ました時、ベッドの目の前を2匹のネズミが通過するのを目撃してしまって、びっくりして飛び起き、洋服を手に持って2階の階段から駆け降り、玄関で着替えてそのまま家から飛び出したそうです。

そして、その日はそのまま銀行に仕事に行き、携帯電話にて弊社に大至急の調査依頼がありました。

お伺いしてみますと、ご自宅の玄関にてお待ち合わせ致しました。

私が、「おうちの中はどんな状況ですか。どこでネズミを見かけられたのですか。」とお聞きしても、銀行員氏、「ジョ、ジョ、じょうーだんじゃない。入れるわ、ワぁ、わけがない。」

私が、「ご案内頂けませんか。」と再度確認しても、銀行員氏、「入れるぐらいなら、おぉおぉ宅に何か、頼みませんよ。」と答えて、顔は真っ赤でした。

何しろ、大嫌い。居合わせて同じ部屋の空気を吸っているだけで、不愉快極まりないのです。

当日の夜は、建物内部のポイントに粘着シートを展開し、翌朝に回収に参りました。すると、見事に2匹の捕獲がございました。

当日は、カプセルホテルに泊まり込み、翌日から自宅に戻られたようです。
ネズミの駆除が完了したのち、やっと帰宅されました。